ガロハ~
こんにちはガーリックのプロフェッショナル、「ガリプロ」です!
寒くなってきましたね~。
この寒さがにんにくにはとっても必要なんです。
今日はそんなお話です。
青森県とホワイト六片種
にんにくは、寒い所で育つ寒冷地系と、温かい所で育つ暖地系の2種類に大きく分けられます。
寒冷地向けの品種を暖地で栽培すると、球の成長が悪く収穫期が遅れて病害が発生したりすることもあります。
青森で栽培されているのはもちろん寒冷地系のにんにくで、最も多く栽培されているのがホワイト六片種です。
六片種はあくまでも品種名であって、必ず六片あるという意味ではありません。
青森などの寒い地方で栽培される品種で、実が雪のように白くひと粒ひと粒が大きいことが最大の特長です。
また、糖度が凝縮されており、甘みと辛みのバランスが絶妙です。
寒暖差により旨味がアップ
冬の寒い時期に、0~15℃の環境下で一ヶ月程度さらされると、片に変化する芽(側球芽)がそれぞれにできます。
この低温期間が長いほど、立派なにんにくに育つのです。
こういった理由から、寒さの厳しい青森では、美味しいホワイト六片種が栽培されています。
にんにくを含む越下で一ヶ月程度さらされると、片に変化する芽(側球芽)がそれぞれにできます。この低温期間が長いほど、立派なにんにくに育つのです。
こういった理由から、寒さの厳しい青森では、美味しいホワイト六片種が栽培されています。
にんにくを含む越冬性(冬を耐えて育つ)の野菜は、秋から冬にかけての気温の低下を感じると、厳しい寒さに耐えられるような身支度を始めます。
その一つとして、糖分を溜め込む性質があるのです。
にんにくも秋に植え付けをし、厳しい冬を乗り越えます。通常であれば水分の多い野菜は気温が氷点下になると凍ってしまいます。
越冬性のにんにくは、糖分を溜め込むため凍りにくくなり、凍結から身を守るのです。
またにんにくの栽培地には寒暖差が厳しく日中と夜とでは10℃以上も差があるところがあります。
この苛酷な環境を乗り越えようと栄養を溜め込むため、旨味のあるにんにくへと成長するのです。