発酵黒にんにくは、なぜ黒い?シリーズ②

ガロハ~

こんにちはガーリックのプロフェッショナル、「ガリプロ」です!

黒にんにくの販売を始め約15年が経ちました。

初めのころは『黒にんにくの種をちょうだい!!』というようなお問い合わせも多かったです。

当時はまだ認知度も低く、黒い品種のにんにくがあると思われている方が結構いらっしゃったんですよ。

しかしながら『なんで黒いんだろう?』っというのは今もポツポツ質問を頂いております。

そんな疑問に3日にわたってお答えする発酵黒にんにくは、なぜ黒い?シリーズです!!

 

色の変化と共に
抗酸化力がアップ

黒にんにくにはいくつかの作り方があり、短時間で蒸しあげるなど様々。

最近では炊飯器を使ってご家庭で作る方もいらっしゃいますが、「美味しく」「栄養価の高い」黒にんにくを作るのは至難の技。

食材の有用性を測る指標の一っに「抗酸化力」があります。

発酵黒にんにくが30H間の発酵で、どのように変化するのか愛知学院大学の大澤教授監修のもと調べて頂きました。

上のグラフからわかるように、15日から30日かけてグッと抗酸化力が上がっています。

抗酸化以外にも、刺激成分が発酵により刺激のない有用成分へ変化していることもわかりました。

発酵が進むに連れ、刺激成分の陰に隠れていたにんにく本来の甘味が前面に現れてくるのです。

この黒くなる変化と甘くなる変化はにんにくがそれぞれ持っている水分量などの違いにより異なります。

それを表したのが下記のグラフです。