発酵黒にんにくは、なぜ黒い?シリーズ①

ガロハ~

こんにちはガーリックのプロフェッショナル、「ガリプロ」です!

黒にんにくの販売を始め約15年が経ちました。

初めのころは『黒にんにくの種をちょうだい!!』というようなお問い合わせも多かったです。

当時はまだ認知度も低く、黒い品種のにんにくがあると思われている方が結構いらっしゃったんですよ。

しかしながら『なんで黒いんだろう?』っというのは今もポツポツ質問を頂いております。

そんな疑問にお答えする今日から3日にわたって発酵黒にんにくは、なぜ黒い?シリーズです!!

発酵黒にんにくは、なぜ黒い?

「黒にんにくはなぜ黒いのですか。焼いているのですか。」と言ったご質問を受けることがあります。黒い正体は、にんにくに含まれる「糖」や「アミノ酸」と呼ばれる甘みや旨味成分なのです。この甘みや旨味は30日かけて発酵することで、少しずつ黒く変化します。

発酵と言えば味噌や醤油もそうですが、その色の変化に美味しさの秘密があるのではと調べてみました。

すると、黒にんにく同様、甘みや旨味が関係していたのです。

発酵することによって生まれる色の変化は、体に良いだけでなく美味しさをより一層引き立てていたのです。

また味だけにかかわらず、独特の香りも熟成発酵の特徴です。

日本料理で例えるなら、鰹節の香りもそれらに当てはまります。

味噌も元は白い大豆が茶色になり、コーヒーは苦味だけでなく、良い香りがするのも全て色が変化する過程が関係していたのです。

私達は様々な味や香りが一緒になった複雑なものほど美味しいと感じます。

その複雑な味には色々な栄養素が含まれているのです。