寒波の到来で一気に冷え込んできましたが、こんな日は黒にんにくを作る際に使用した宇治茶が大活躍です。
岡山県瀬戸内市にある私たちの自社工場「黒にんにくファクトリー」。
ここでは、その名の通り青森から届いたにんにくを使って発酵黒にんにくを製造しています。
自然共生の独自製法として、発酵の際に宇治茶を敷いて味をまろやかに仕上げる工夫をしています。
お茶を敷いた上にガーゼを置き、その上ににんにくを並べて発酵。
発酵釜の中で約1ヵ月経つと、にんにくのエキスをたっぷり吸収した茶葉は、緑から茶色に変わっています。
これでお茶を淹れると、黒にんにく茶の出来上がり!
緑茶を飲んだ時と比べ、体がポカポカする時間がとても長く冬場には最適です。
ただ、黒にんにくの匂いが強めなので、これに香ばしさが特長のほうじ茶をブレンドしてみるといいかも!と現在、色々と試作中です。
お客様の中に、黒にんにくの皮を煮出してお茶にしているというお声があったので、この茶葉を捨てずに再利用できる方法を考えています。
お客様の声をヒントに、これからも「あったらいいな!」を形にしていきます!