ニンニクはにおいで外敵から身を守ってる!!

ガロハ~
こんにちはガーリックのプロフェッショナル、「ガリプロ」です。

にんにくは健康に良さそうだけど、「においがどうも…」と敬遠している人は少なくないのではないでしょうか。

しかし!!

にんにくにとってあのにおいは非常に大切なんです。

微生物や昆虫、他の動物といったさまざまな外敵に食べられないようにするために、自衛手段として編み出されたのです。

収穫期にニンニク畑に行くと、食欲をそそるニンニクのにおいがプ~ンとしてきます。

しかし、掘り起こしたニンニクのニオイをかいでみてもそんなにニオイがしないんですよ。

でも、調理したりする時ににんにくを使うとすぐにわかりますよね。

なんででしょうか。

それはニンニクのニオイが発生するには条件があるからです。

にんにくの組織や細胞が破壊され、アミノ酸と酵素が反応します。そして刺激の強いにおいの成分=アリシンを放出するのです。

だから、切ったり、すり下ろしたりしたらニオイがするんですね。

この働きのおかげで、にんにくを冒す菌類やにんにくを好んで食べる動物が少なく、外敵から身を守ることにつながっていんですよ。

あれ?

切ったりすり下ろしたりしてないのに何でニンニクのニオイが畑はするんだろうか?

それは。

畑で風にあおられたりして葉が折れた部位にもアリシンが作られるので、収穫期には特ににおいが出るんですね。