ガロハ~
こんにちはガーリックのプロフェッショナル、「ガリプロ」です。
先日、においがしないニンニクは本物じゃないのでは?
といったお便りをいただきましたので、今日は無臭にんにくについて語りたいと思います。
「無臭にんにく」は、「ジャンボリーキ」という西洋ネギの一種です。
にんにくという名前が付いてはいますが、じつは別の種類の野菜なのです。
この「無臭にんにく」は、通常のにんにくに比べてニオイがほとんどしません。
また、刺激が弱くて口当たりもマイルドなので、サラダなどで生食でも食べられます。
にんにくというよりは、どちらかというとネギやタマネギに近いほんのりとした甘みがあり、にんにくほど刺激も少なく食べやすいのが特徴です。
「無臭にんにく」と普通のにんにくは、その含有成分も異なっています。
ニオイ成分の元である「アリシン」が少ないかわりに、「無臭にんにく」にはニンニクには無くタマネギやリーキにあるタマネギの催涙成分が含まれています。
また、畑になる様子にもはっきりとした違いが。普通のにんにくは花を咲かせないのですが、「無臭にんにく」は紫色の花を咲かせるのです。そのことからも、この2種類がまったく別の野菜であることが分かります。