ガロハ~
こんにちはガーリックのプロフェッショナル、「ガリプロ」です!
今日は自然共生の黒にんにく製造するこだわりについて語りたいと思います!
自然共生が無添加・無加水に
こだわる理由
アルミホイルに包んで焚火で作った焼き芋は、甘くて美味しいですよね。
逆にお湯で茹でたりすると、水っぽくなります。野菜の中の成分は一定ですので、必要以上に水分が加わった分だけ味が薄くなってしまいます。
実は発酵黒にんにくにもこれと同じことが言えます。
にんにくの発酵には温度と水分が重要なカギとなります。
にんにくに含まれる酵素が元気に働く温度と水分に達するためには、細かな調節が不可欠です。
ただ、にんにくは一玉一玉、一片一片水分量が異なりますので、均等な味や発酵に仕上げるのには大変な手間がかかります。
前もってにんにくを水に浸けこみ、あらかじめ水分量を一定にしてから発酵させる方法もあるようですが、そうしてできた発酵黒にんにくは、味が薄かったり深みが感じられません。
逆に、もともとにんにくが持っている水分だけで発酵すると、ただもっちりとした絶妙な柔らかさが出せます。
例えば同じ50gのにんにくでも、もともとにんにくに含まれていた水分によるものと後から加えた水分によるものでは発酵後の食感にも違いがでるのです。
それは大変難しい技術ですが、濃厚で美味しいにんにくに仕上げる鍵になります。
他にも、高温の蒸気で発酵釜の温度と湿度を高くすることも、発酵をさせやすくする方法ですが、あまり高い温度にするとにんにくの中にある酵素が働かなくななってしまうのです。
見た目は真っ黒でも熟成や発酵が途中で止まった黒にんにくになります。
自然共生のにんにくは甘味だけでなく、酸味やうまみなど深みのある複雑な味わいを大事にしています。
それはできるだけ多くの栄養素を発酵により生み出したいからです。
味の違いをぜひ食べ比べて感じて下さい。
自然共生が無添加・無加水(水を加えない)にこだわるのは、手間をかけた」分だけのおいしさと、優れた栄養価をもった最高の黒にんにくを作りたいからなのです。